



原作は世界18か国で翻訳されたドイツの人気コミック作家ラルフ・ケーニッヒのベストセラー。製作は『エビータ』『デッドマン・ウォーキング』の製作者として知られるラルフ・S・ディートリッヒ。監督はテレビを中心に活躍するドイツのコメディの鬼才マルティン・ヴァルツ。H・R・ギーガーがクリーチャー・デザインを手掛け、「関わった作品の中で唯一気に入っている映画だ」と語ったことでも有名な本作は、SFXを『ネクロマンティック』や『死の王』などの狂気の巨匠ユルグ・ブットゲライト監督が担当しているのも大きな見どころだ。
出演は刑事マカロニを『ピアニスト』『ストーリー・オブ・マイ・ワイフ』などのウド・ザメールが演じるのをはじめ、『ベルンの奇蹟』『ハイジ アルプスの物語』などのペーター・ローマイヤー、『お名前はアドルフ?』『逆転のトライアングル』のイリス・ベルベン、『Uボート』『ベルリン・天使の詩』のオットー・ザンダーなど、実はヨーロッパの超名優たちがナンセンスな熱演を繰り広げている。
